2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
前回のエットレ・バスティコ(Ettore Bastico)将軍について調べてみたが、今回もイタリア陸軍の将軍シリーズでやってみようと思う。今回はグリエルモ・ナージ(Guglielmo Nasi)将軍について調べてみる事とする。ナージ将軍は第二次世界大戦、本国から遠く離れ…
本来は前回の続きで人名由来の潜水艦名を調べた方が良いと思うが、今回はちょっとお休みで久々に陸軍関係について書いてみようと思う。空軍軍人については結構紹介したが、陸軍軍人については全然紹介していなかったので。 今回紹介するイタリア軍人は、北ア…
前回の更新に引き続き、今回のも第二次世界大戦時のイタリア海軍の艦名で人名由来のものについて調べる事とする。前回は大型・中型艦を扱ったため、二回目の今回は残りの小型艦艇(駆逐艦・水雷艇)について扱う。次回の三回目に潜水艦を扱う予定だ。今回は前…
第二次世界大戦時のイタリア海軍では人名を用いた艦名が多く採用されている。というか、第二次世界大戦時のイタリア海軍のみならず、欧州諸国やアメリカ諸国では人名を用いた艦名を採用する例は結構多い。寧ろ、人名を艦名に全く採用しない日本海軍が異質と…
第二次世界大戦時、イタリア軍の戦場はしばしば孤立した。例えば、まず最初に挙げられるのは東アフリカ戦線。1936年にイタリアがエチオピア帝国を征服し、その結果それまで植民地として保有していたエリトリア及びソマリアと合併して誕生した「イタリア領東…
ファシスト政権期のイタリアは中国市場を重要視し、中国での影響拡大を狙っていた。特に軍需関連分野の市場、特にイタリアが得意とする空軍の分野で中国政府にアプローチを掛けている。1933年、イタリア空軍は「イタリア空挺部隊の父」と言われるロベルト・…
「地中海の鍵」と呼ばれたジブラルタル。地中海の出入り口であるジブラルタル海峡を抑える要衝として知られ、スペイン継承戦争の結果ジブラルタルは英国の支配下となり、現在も英国の海外領土として機能している。第二次世界大戦時、地中海の制海権・制空権…
第二次世界大戦時、日本海軍航空隊はアメリカ本土に対して爆撃を実行した(アメリカ本土空襲)。しかし、実はこの手の「アメリカ本土に対する航空機による爆撃」というのはイタリア空軍やドイツ空軍でも同時期に考えられていたことだった。 特にイタリア空軍は…
今更ですが、先月の旅行で今までイタリアで行った都市が計100カ所を超えて、計101カ所になりました!(2019年4月現在) イタリアの都市は町それぞれに個性があり、「チェントチッタ(Cento Città, 百の都市)」と言われており、百通りの個性がある、とよく言われ…
以前、イタリア戦争映画をブログでいくつか紹介したが、イタリア空軍映画については紹介していなかった。これは、自分自身が当時イタリア空軍について全く無知であったからであるが、ある程度イタリア空軍の知識が増えてきたので、これを機に色々調べてみた…