Associazione Italiana del Duce -ドゥーチェのイタリア協会へようこそ!-

同人サークル"Associazione Italiana del Duce"の公式ブログです。

イタリア軍事史跡紹介:サレルノ ―サレルノ上陸作戦博物館―

サレルノ(Salerno)は大学で有名な南イタリア・カンパニア州の港湾都市。アマルフィ海岸の南端に位置し、これらの街の観光の場合には便利。サレルノ駅前からSITA社のソッレント行きのバスが出ている。勿論、アマルフィやポジターノあたりに泊るのが一番だが、…

イタリア軍事史跡紹介:ガエータ ―第二次世界大戦時の潜水艦「R12」の艦橋―

ガエータ(Gaeta)はカンパニア州との境に近い港町。歴史的には両シチリア王国領で、リソルジメント期には両シチリア兵たちが最後の抵抗を行った場所として知られる。軍港都市としても知られ、現在では、アメリカ第六艦隊の母港として使われている。アクセスは…

イタリア軍事史跡紹介:ガルニャーノ ―最後のムッソリーニ邸、ヴィッラ・フェルトリネッリ―

ガルニャーノ(Gargnano)はサロからバスだと25分くらいで着く町で、サロと同様にガルダ湖畔の避暑地だ。この町はRSI政権期にムッソリーニが邸宅を置いた場所として知られる。この町に邸宅が置かれた理由は、ドイツ軍側が容易に監視下(管理下)に置くことが出来…

イタリア軍事史跡紹介:ペルージャ ―軽巡洋艦「ライモンド・モンテクッコリ」のマスト―

ペルージャ(Perugia)はウンブリア州の州都である美しい古都。ローマからはFS線で約2時間半。FS線駅からはミニメトロで市街地に行ける他、テルニからウンブリア中央鉄道(Ferrovia Centrale Umbra)で直接市街地に訪れる事も可能だ。 在りし日の軽巡洋艦「ライ…

イタリア軍事史跡紹介:アッフィーレ ―グラツィアーニ元帥の記念堂―

アッフィーレ(Affile)はローマ首都圏内、アッフィラーニ山脈に位置する小さな町。戦間期~第二次世界大戦にかけてイタリア軍の首脳として活躍したロドルフォ・グラツィアーニ陸軍元帥が晩年を過ごした町として知られている。 ロドルフォ・グラツィアーニ記念…

「潜水艦大国」イタリアの潜水艦隊の活躍・第三部 ―海の狼たちの奮戦記―

またまたイタリア潜水艦についての記事を書こう。潜水艦はいいぞ(洗脳済み) 今回は機雷敷設潜水艦や輸送潜水艦といったマイナーな潜水艦も取り扱ってみた。今回紹介するのは以下の通り。 シレーナ級潜水艦「スメラルド」シレーナ級潜水艦「ナイアデ」マメー…

冬コミ原稿入稿しました!

冬コミ原稿無事入稿しました! サークル「A.I.D.(Associazione Italiana del Duce)」では、『ミリオタとファシストのためのイタリア旅行ガイド―La Guida Italiana per gli Appassionati di Storia Militare e i Fascisti―』を頒布します。素敵な表紙イラスト…

「潜水艦大国」イタリアの潜水艦隊の活躍・第二部 ―海の狼、再度出撃せよ!―

さて、今回もイタリア海軍の潜水艦について紹介しよう。自分自身も調べていったら想像以上にイタリア潜水艦の世界は奥が深く、すっかりイタリア潜水艦が大好きになってしまった。なので、以前の投稿に引き続きイタリア潜水艦をちまちま紹介しようと思う。今…

カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦の戦歴 ―古代ローマの栄光を再びこの手に!イタリア海軍最後の軽巡洋艦の活躍―

イタリア海軍が第二次世界大戦中に竣工出来た艦艇は工業生産力の低さ故にそこまで多いとは言えなかった。しかし、大戦中に竣工した艦艇には優れた性能を持ったものが多かった。その一つとして、カピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦(Gli incrociatori leggeri Cla…

三人の艦隊司令官の戦歴から辿るイタリア海軍史 ―主力艦隊から見た第二次世界大戦のイタリア海軍―

最近はイタリア海軍の艦艇の活躍について紹介してきたので、今回は艦隊司令官について紹介してみることとする。イタリア海軍の主力艦隊を率いた三人の艦隊司令官、イニーゴ・カンピオーニ提督、アンジェロ・イアキーノ提督、カルロ・ベルガミーニ提督の三人…

フランス海軍と戦った二隻の潜水艦「プロヴァーナ」と「フィエラモスカ」 ―オラン沖の海戦とトゥーロン港攻撃作戦!―

前回の更新では、フランス重巡艦隊と単艦で戦って無事撃退に成功した水雷艇「カラタフィーミ」の話をした。今回は、同じく「イタリア海軍vsフランス海軍」シリーズということで、第二次世界大戦序盤にフランス海軍と戦った二隻のイタリア海軍の潜水艦のエピ…

水雷艇「カラタフィーミ」の戦い ―フランス艦隊に単艦で立ち向かった海の勇者―

1940年6月10日、イタリア王国は英国及びフランスに宣戦布告し、第二次世界大戦に参戦した。僅か2週間程で終了した対フランス戦において、イタリア陸軍は準備不足からフランス軍の要塞線攻略に多くの被害を被った事で知られているが、イタリア海軍の対仏戦に…

「潜水艦大国」イタリアの潜水艦隊の活躍 ―海の狼、出撃せよ!―

第二次世界大戦時のイタリア海軍はあまり知られてはいないが、実は世界でも屈指の潜水艦大国であった。これは時のイタリア海軍参謀長ドメニコ・カヴァニャーリ提督の戦略によるもので、1940年の開戦時には実に計117隻(アドゥア級17隻、アルゴナウタ級7隻、ペ…

コミックマーケット95受かりました!

◎貴サークル「A.I.D.」は、月曜日 西地区 "と" ブロック 13b に配置されました。 冬コミ受かりました! 「ミリオタとファシストのためのイタリア旅行ガイド」を頒布の予定です! 初めてのサークル参加ですがよろしくお願いします。

「永遠の都」ローマを防衛せよ! ―イタリア社会共和国(RSI)軍とアンツィオ・ローマの防衛戦―

1944年初頭、連合軍は枢軸国側の防衛線「グスタフ・ライン」に阻まれ、北上が出来ずにいた。とはいえ、名目上のRSI政権の首都であるローマは目前であった。連合軍はこの状況を打開するために、モンテ・カッシーノ戦に呼応するかのように、1月22日に「シング…

イタリア社会共和国(RSI政権)陸軍の編制 ―4つの正規師団と11の地方軍司令部、そしてGNR―

イタリア休戦後、新たに成立した北部のイタリア社会共和国(RSI政権)にて、軍が再編されることになった。グラツィアーニ元帥、カネヴァーリ准将、ガンバラ中将を始めとするRSIに合流した将軍たちの尽力により再編が進められ、四つの師団の設立がドイツ側との…

イタリア社会共和国(RSI政権)による「ヨーロッパ共同体構想」 ―ファシストによる欧州統合―

「ヨーロッパ統合構想」。戦乱が絶えないヨーロッパから戦争を取り除き、平和な世界を作るために数多の欧州の思想家・活動家たちが考えてきた。今日における欧州連合(EU)が成立するまでの苦難は非常に長く、厳しいものであった。 欧州統合論は第一次世界大戦…

エットレ・ムーティ空軍中佐と中東への長距離爆撃作戦 ―中東油田地帯ヲ爆撃セヨ!―

地味に空軍関係について書くのは初めてである。理由としては、私自身、イタリア空軍を始めとする空軍自体に詳しくない、というか今まであまり興味がなかった。 ただ、そんな私でも面白いと思ったイタリア空軍の功績がある。第二次世界大戦中の中東への長距離…

イタリア軍のアルバニア侵略とアルバニアの油田 ―アドリア海の産油国の運命―

イタリア軍は1939年、アドリア海で対岸に位置するアルバニア王国に侵攻を開始した。数日の内にアルバニア全土はイタリア軍の占領下に置かれ、国王ゾグ1世は国外に亡命、アルバニアはイタリア王国の同君連合となった。 アルバニア軍を閲兵する国王ゾグ1世 こ…

伊日交流史 ―日伊修好通商条約と明治初期の日本・イタリア関係―

数百年維持してきた鎖国体制が崩壊し、江戸幕府は西洋諸国と修好通商条約を結んだ。最も有名なものは、米蘭露英仏と結んだ安政の五か国条約が知られているが、その後、統一を果たしたばかりのイタリア王国や、後にドイツ統一を成し遂げるプロイセン王国など…

エチオピア帝国軍を率いた7人の将軍たち ―ኢትዮጵያ ታበፅዕ እደዊሃ ሃበ አግዚአብሐር―

エチオピア帝国軍の将軍たちについて色々調べてみたのでまとめてみた。エチオピア戦争時に帝国軍を率いてイタリア軍と戦った7人の将軍たちについてである。 紹介する7人の帝国軍将軍 ここで紹介するのは、 ◆北部戦線指揮官 ラス・ムルゲタ・イェガッズ将軍(…

第二次世界大戦時のイタリア海軍の対潜水艦戦 ―潜水艦を狩れ!海の狩人、水雷艇戦隊!―

第二次世界大戦時のイタリア海軍は特段対潜装備に優れていたわけではない。しかし、イタリア海軍は主に地中海で多くの敵潜水艦を沈めているという事実がある。しかも、沈めた英潜水艦の数は枢軸国(ドイツ・イタリア・日本)の中で最も多く、それに加え、王立…

イタリア極東艦隊の戦歴と天津のイタリア租界 ―伊日関係と苦難の日々―

第二次世界大戦時、日本の同盟国であったイタリアは極東に勢力圏、天津租界を持っていた。イタリアは天津を母港とする「極東艦隊」を保有しており、兵士も駐在していた。この「極東艦隊」は後に紅海艦隊の残存艦が合流して規模を拡大、日本海軍と共にアジア…

「イタリアのレーダーの父」ウーゴ・ティベリオ博士とイタリア海軍のレーダー開発史

今回の更新は、イタリア海軍のレーダー開発史と、レーダー開発を主導した「イタリアのレーダーの父」こと、ウーゴ・ティベリオ博士について紹介します。 前回のブログ更新で説明したが、イタリアのレーダー開発は遅れていた。海軍参謀長であったカヴァニャー…

ドメニコ・カヴァニャーリ海軍参謀長と第二次世界大戦開戦時のイタリア海軍の戦略

今回はドメニコ・カヴァニャーリ海軍参謀長と第二次世界大戦開戦時の王立イタリア海軍の戦略について紹介してみたいと思う。理由としては、Twitterのアイコンを変更して、せっかくカヴァニャーリ提督のアイコンにしてみたので彼の紹介をしてみたいなぁと思っ…

第二次世界大戦時の東アフリカ戦線 ―孤立した戦場で勇敢に戦ったイタリア将兵の物語―

第二次世界大戦の「アフリカ戦線」といえば、大多数の人はやはり北アフリカ戦線をイメージするだろう。砂漠の戦場、ロンメル将軍、エル・アラメイン....などなど。 逆に、東アフリカ戦線はその陰に隠れがちである。日本語ウィキペディアもない。しかし、そこ…

イタリア社会共和国海軍(MNR)の海上部隊 ―ファシストの艦隊―

さて、今回はRSI海軍について紹介しよう。 1943年の休戦後、王立イタリア海軍の艦艇の殆どはマルタ島で連合軍に引き渡された。また、その道中でドイツ軍に撃沈されてしまった。 そして、イタリアに残っていた艦艇もドイツ軍に接収されたものが多かった。駆逐…

イタリア社会共和国陸軍(ENR)の将軍 ―「祖国の名誉」のために戦う者たち―

1943年のイタリア王国の休戦後、イタリアは内戦状態に陥った。北部は「ファシスト政権の後継政権」たるイタリア社会共和国(RSI政権、通称サロ共和国)が誕生し、その元首にはグラン・サッソから救出されたムッソリーニ統帥が就任した。 南部にはローマを脱出…

戦艦「ローマ」爆沈の悲劇から75年

本日は2018年9月9日。戦艦「ローマ」の撃沈(1943年9月9日)から75年経ちました。こちらは、イタリア海軍が公開した新しい「ローマ」の写真四枚です。 下記のURLからは撃沈された「ローマ」の船体の映像が確認できます。http://www.marina.difesa.it/conosciam…

第二次世界大戦時のイタリア軍を描いた戦争映画を見てみよう!

第二次世界大戦を描いた戦争映画といえば、イメージするのはどの国だろう。 『スターリングラード』『フューリー』『ダンケルク』『男たちの大和』『Uボート』などなど、ドイツ軍、アメリカ軍、日本軍、ソ連軍、英軍....大体その辺が多いだろう。故にこれら…