Associazione Italiana del Duce -ドゥーチェのイタリア協会へようこそ!-

同人サークル"Associazione Italiana del Duce"の公式ブログです。

第二次世界大戦参戦時のイタリア海軍の編制 ―各地軍港の指揮官と所属艦隊、所属艦艇―

今回は、第二次世界大戦参戦時(1940年6月10日)時点のイタリア海軍の軍港と、どの艦隊が誰に指揮され、どこの軍港に配備され、どの艦が所属していたか...というのをざっくりした感じで紹介しようと思う。 第二次世界大戦参戦時のイタリア海軍参謀長ドメニコ・…

『帰ってきたムッソリーニ』の聖地巡礼! ―ドゥーチェが周ったルートを辿ってみよう―

昨日、イタリア文化会館で開催された『帰ってきたムッソリーニ』の一般試写会にお招きいただいたので、9月20日の本上映より一足早く見てきました!(といっても、既に4月の段階でイタリア映画祭にて先行上映を見ているので、かれこれ何回か見ています)。今回…

アズールレーン、イタリア艦実装記念!「サディア」艦の艦名の由来について

大人気艦船擬人化ソーシャルゲーム「アズールレーン」。今まで存在は知っていたのですが、イタリア艦が実装されていないこともあり手を出していませんでした。 しかし、何と今日から始まるイヴェントでイタリア艦が実装されるそうじゃないですか! というわ…

イタリア領アフリカ植民地の行政区分と交通機関(自動車道路Autostradaと鉄道路線Ferrovia)

ファシスト政権期はイタリアの歴史の中でも、特に植民地が成長した時期と言える。北アフリカではオマル・ムフタール(Omar al-Mukhtar)率いるサヌーシー旅団を武力で平定した後(リビア平定)、東アフリカではエチオピア帝国を征服すると、それまでの地域行政区…

今までの記事まとめ(~2019/8/18)

さて、記事も多くなってきたので見やすいようにジャンルごとにまとめようと思う。 ◆イタリア陸軍 associazione.hatenablog.com associazione.hatenablog.com associazione.hatenablog.com associazione.hatenablog.com associazione.hatenablog.com associaz…

C97申し込み完了しました!

C97申し込み完了しました! 無事に当選出来れば4日目に参加出来ます。今回は、ブログ記事を基にしたイタリア軍人の戦歴紹介の本を出そうと思います。勿論、前回のコミケで予想以上の大反響を頂いたイタリア軍事博物館巡り本の増版もやるつもりです! よろし…

統帥(ドゥーチェ)と「チェファルーの魔術師」 ―アレイスター・クロウリーの「魔法学校」に対するファシスト政権の対応―

皆さんはアレイスター・クロウリー(Aleister Crowley)という人物をご存じだろうか。『とある魔術の禁書目録』を始めとする多くのサブカルチャー作品にも登場する、世界的に知られるオカルティストである。 イメージ的には「魔術師」だろうか? アレイスター…

イタリアの「駄作機」とエースたち:第五話 ―夜間防空システム構築への貢献!Ca.314-RA雷撃機とアンマンナート大尉―

第二次世界大戦時のイタリアを代表する雷撃機と言えば、サヴォイア・マルケッティ社のSM.79"スパルヴィエロ"だろう。元々レース機から発展したこの高速爆撃機は、1940年11月のターラント攻撃で英軍雷撃機の威力を目の当たりにしたイタリア空軍によって、雷撃…

イタリアの「駄作機」とエースたち:第四話 ―試作機を戦場で「実地試験」!SM.86急降下爆撃機とスカルピーニ軍曹―

今回の『「駄作機」とエース』は、失敗に終わったイタリアの急降下爆撃機開発の象徴とも言える、サヴォイア・マルケッティ SM.86急降下爆撃機と、そのパイロットとして「実戦試験」を行ったエリオ・スカルピーニ(Elio Scarpini)軍曹について紹介するとしよう…

イタリアの「駄作機」とエースたち:第三話 ―「最悪の欠陥機」Ba.88とドッリオ大尉、世界記録への挑戦―

『「駄作機」とエース』シリーズも第三話。今回は、皆さんお待ちかね、「第二次世界大戦時、最悪の欠陥機」とも言われたブレダ Ba.88"リンチェ"戦闘爆撃機と、この機体のテストパイロットを担当し、Ba.88で通算6個の世界記録を達成した名パイロット、フリオ…

本日7月29日は我らがドゥーチェ、ベニート・ムッソリーニ氏の誕生日です!

本日7月29日は、我らがドゥーチェ、ベニート・ムッソリーニ氏の誕生日です。 Camerata Benito Mussolini, Buon Compleanno!29 luglio per celebrare la data di nascita del Duce. ムッソリーニは1883年7月29日、エミリア・ロマーニャ地方のプレダッピオとい…

イタリアの「駄作機」とエースたち:第二話 ―重戦闘機から急降下爆撃機への転身!Ro.57bisとクレスピ中尉―

さて、今回も前回に引き続き『「駄作機」とエース』シリーズを紹介して行こう。第二話は、IMAM Ro.57と「急降下爆撃機エース」のジャンピエロ・クレスピ(Giampiero Crespi)中尉についてのエピソードがテーマだ。 まず、ジャンピエロ・クレスピ中尉の簡単な紹…

イタリアの「駄作機」とエースたち:第一話 ―Ba.65及びCa.310と、「北アフリカの戦車キラー」ヴィスコンティ少尉―

今までイタリア空軍の様々なエピソードを紹介してきたが、今回は一風変わったテーマを紹介してみようと思う。それは、ズバリ!イタリア空軍のエースたちと、イタリアが誇る(?)愛すべき「駄作機」のエピソードだ。 第二次世界大戦時のイタリアには、CR.42やMC…

アルバニアファシスト党と「大アルバニア主義」 ―イタリア支配期のアルバニアの政治と軍備—

皆さんBuongiorno. お久しぶりです。最近ブログ更新できていなくてすみません...今回は久々に投稿しようと思います。今回は、イタリア支配期のアルバニアについて書いてみようと思います。 ◆アルバニア制圧まで ゾグ王とアルバニア軍 1939年4月、アルバニア…

第二次世界大戦のイタリアは「戦勝国」であったか?

「第二次世界大戦のイタリアは途中で寝返り、戦勝国になった」というコピペがネットでは蔓延している。 当然であるが、これは大きな嘘である。 確かに1943年の休戦後のバドリオ政権(イタリア王国政府)とパルチザンは、北部を支配するムッソリーニのイタリア…

今更ですが、「大イタリア祭2(Due)」お疲れさまでした!

今更ですが、「大イタリア祭2(Due)」お疲れさまでした!私はあの翌日から上五島旅行に向かったので、結構バタバタでした。 拙い私の発表でしたが、吉川先生と多田先生のお二人のフォローで助かりました。今回は、このような貴重な機会にお招き頂き、本当に感…

今週末、6月8日(土)は「大イタリア祭2(Due)」!

今週末、6月8日(土)開催の「大イタリア祭2(Due)」まで、もう残り僅かになってまいりました。「イタリア先生」こと吉川和篤先生と、多田将先生が主催の濃~いイタリア軍関連のトークイヴェントになっております! 大イタリア祭2(Due) ↓大イタリア祭2(Due)のUR…

二つの戦線の「英雄」、アトス・マエストリ大尉 ―東アフリカと地中海で戦った爆撃機エースの気高き精神―

東アフリカ戦線、それは第二次世界大戦時の戦線で最も孤立した戦場といっても過言ではない。スエズ運河を封鎖されてしまったイタリアにとって、この戦線への補給はS.A.S.の航空機による補給しか不可能であった。また、主戦場であった地中海戦線に比べ、東ア…

「空の航海士」ルイージ・クエスタ大佐と英国本土爆撃作戦 ―英国上空におけるBR.20M双発爆撃機の戦歴―

第二次世界大戦時、英国本土上空で激しい航空戦(所謂バトル・オブ・ブリテン)が繰り広げられ、ロンドンは空襲によって火の海になったことはよく知られている。この戦いの主役は防衛側の英空軍(Royal Air Force)と攻撃側のドイツ空軍(Luftwaffe)であったが、…

今までのイタリア空軍関係の過去記事まとめ

そろそろ記事が多くなってきたので、「どんなこと書いたっけ?」となることがしばしば起こるようになってしまった。記事の管理も難しい。 というわけで、今回は空軍関係の記事をここにまとめておこうと思う。 不屈の爆撃機エース、コジモ・ディ・パルマ大尉 …

不屈の爆撃機エース、コジモ・ディ・パルマ大尉 ―CANT Z.1007を駆った、大胆不敵な名爆撃機乗りの生涯―

戦功金勲章(武勲黄金勲章とも, Medaglia d'oro al valor militare)は、イタリア軍最高位の勲章で、戦場で最も素晴らしい戦功を挙げた者に対して贈られる勲章である。1793年、サルデーニャ国王ヴィットーリオ・アメデーオ3世によって設立され、リソルジメント…

イタリアの記念艦を見に行こう! ―イタリア記念艦巡り完全ガイド―

さて、今回は久しぶりにイタリア海軍の話題にする。今回扱うのは、イタリア国内で見れる記念艦についてだ。イタリア国内には巡洋艦から人間魚雷まで、様々な艦艇が記念艦として保存されている。日本同様に第二次世界大戦の敗戦国なので、英国やアメリカと違…

「イタリアを救いたかった男」ヴィットーリオ・アンブロージオ将軍 ―ユーゴスラヴィア侵攻と「祖国の解放」への意志―

前回のギリシャ戦線の記事は時間を掛けた割に出来が悪かったので削除することとした。今回は、その削除した記事の中で後に紹介する、と言っていたユーゴスラヴィア侵攻を指揮したヴィットーリオ・アンブロージオ(Vittorio Ambrosio)将軍について調べてみるこ…

東アフリカ戦線の智将、グリエルモ・ナージ将軍 ―ソマリランドにおける大勝と、ゴンダールでの最後の抵抗―

前回のエットレ・バスティコ(Ettore Bastico)将軍について調べてみたが、今回もイタリア陸軍の将軍シリーズでやってみようと思う。今回はグリエルモ・ナージ(Guglielmo Nasi)将軍について調べてみる事とする。ナージ将軍は第二次世界大戦、本国から遠く離れ…

熱砂の将軍、エットレ・バスティコ元帥 ―灼熱の北アフリカ戦線で戦った戦術家の生涯―

本来は前回の続きで人名由来の潜水艦名を調べた方が良いと思うが、今回はちょっとお休みで久々に陸軍関係について書いてみようと思う。空軍軍人については結構紹介したが、陸軍軍人については全然紹介していなかったので。 今回紹介するイタリア軍人は、北ア…

第二次世界大戦時のイタリア艦名の由来になった人物を調べてみた!第二弾:小型艦艇(駆逐艦・水雷艇)編

前回の更新に引き続き、今回のも第二次世界大戦時のイタリア海軍の艦名で人名由来のものについて調べる事とする。前回は大型・中型艦を扱ったため、二回目の今回は残りの小型艦艇(駆逐艦・水雷艇)について扱う。次回の三回目に潜水艦を扱う予定だ。今回は前…

第二次世界大戦時のイタリア艦名の由来になった人物を調べてみた!第一弾:大型・中型艦(戦艦・水上機母艦・巡洋艦)編

第二次世界大戦時のイタリア海軍では人名を用いた艦名が多く採用されている。というか、第二次世界大戦時のイタリア海軍のみならず、欧州諸国やアメリカ諸国では人名を用いた艦名を採用する例は結構多い。寧ろ、人名を艦名に全く採用しない日本海軍が異質と…

友軍の窮地を救え!イタリア空軍「特別航空補給コマンド(S.A.S.)」による戦場への物資・人員補給作戦

第二次世界大戦時、イタリア軍の戦場はしばしば孤立した。例えば、まず最初に挙げられるのは東アフリカ戦線。1936年にイタリアがエチオピア帝国を征服し、その結果それまで植民地として保有していたエリトリア及びソマリアと合併して誕生した「イタリア領東…

中国空軍の発展過程におけるイタリア空軍顧問団の影響 ―日本軍と戦った中国空軍のイタリア機たち―

ファシスト政権期のイタリアは中国市場を重要視し、中国での影響拡大を狙っていた。特に軍需関連分野の市場、特にイタリアが得意とする空軍の分野で中国政府にアプローチを掛けている。1933年、イタリア空軍は「イタリア空挺部隊の父」と言われるロベルト・…

イタリア戦略爆撃機編隊、ジブラルタルを爆撃せよ! ―第274爆撃飛行隊とピアッジオ P.108B四発爆撃機の戦歴―

「地中海の鍵」と呼ばれたジブラルタル。地中海の出入り口であるジブラルタル海峡を抑える要衝として知られ、スペイン継承戦争の結果ジブラルタルは英国の支配下となり、現在も英国の海外領土として機能している。第二次世界大戦時、地中海の制海権・制空権…